最近の出来事

シングルへの道

月26日、サニーフィールドゴルフ倶楽部(茨城県常陸太田市野口)の月例で優勝しました。当倶楽部の月例は今年から出場し始め、2回目で好成績を収めることが出来ました。私のハンデキャップは14.6ですので、Bクラス(6,566ヤード)の部門で出場しました。ハンデキャップ13以下がAクラス(7,094ヤード)になります。この日は大変ドライバーの調子が良く、特にパターも良かった。7時51分スタート。アウトコースは5オーバー2バーディの39、後半のインコースは6オーバー2バーディの40、トータル79、ハンデキャップ14.6、ネット64.47.6アンダーという成績で、ダントツの優勝でした。

この日は公式の月例競技で気持ちを集中することができ、何度かミスをしても気持ちを強く持ち続けることが出来たのが、好成績につながったと思っています。ゴルフの経歴は35年位になります。最初にプレーしたのは茨城県の和尚塚カントリークラブ(現桜川カントリークラブ)でした。72・74の146が、私の最初のスコアでした。それから父の運転手として年に4~5回ゴルフをプレーしていました。社長になってから月一ゴルファーとして成績が良いとストレス解消になり、成績が悪いとストレスがたまり、いつも思うように出来なくストレスがたまるスポーツぐらいにしか思っていませんでした。

  26号ブログ写真.jpg昨年の3月転機が訪れました。ダイエットを始めて4~5ヶ月後、身体が動くようになっていく感覚が、体の隅々に伝わってきました。ダイエットの方法はカロリーの過剰摂取を適正にし、筋肉を付けてカロリーを消費させることです。しかしジムに行って単調な筋トレとランニングマシンによる走りこみでは長く続けるのは難しいことです。はっきり言って楽しくないですネ。そこで私はダイエットを目的、食事制限とジムでのトレーニングを手段と考えるのをやめて、目的はゴルフが上手になること。トレーニングは手段であると考えました。ゴルフは上手になれば楽しくプレーすることが出来ます。楽しければ長続きすると考え、結果としてダイエットも成功すると考えた訳です。そこでメンバーコースでハンデキャップを取得し、ハンデキャップをシングル(9以下)にすると明確に目標を決め、トレーニングをしてきました。

 

このように考えていくとダイエットも楽しく出来ます。私はゴルフを選択しましたが、自分で楽しいと思うことであれば、何でも良いと思います。目的と手段を取り違わないようにしていくことが決め手になると思います。時間の使い方も上手になり生活が変わりますよ。現在の私の体重は目標の70kgを達成、体脂肪率は20%以下が目標ですが、現在21%です。今年中に69kg・19%を達成したいと思っています。「強く思えば達成できる」と信じて。

中国就職事情(2)

「農村へ行け」と言われても...

 

また、"上山下郷(農村へ行け)"のスローガンの下、大学卒業生を農村官僚として登用する運動も 就職難を解消する方策として奨励されている。2008年に始まったこの運動に応じて農村官僚になった大学卒業生は2009年5月末時点で既に13万人に達したと公表されている。

大学卒業生には農村官僚となることで大学4年間の授業料免除や補助金支給など種々の優遇措置が供与されることになっているが、大学卒業が都市居住権の確保という一面を持つことから、中国政府の掛け声とは裏腹に農村行きを志願する応募者は極めて少ないのが実態である。

 これには、「一度農村へ行けば二度と都市には戻れない」という恐怖感も大きく作用しているようだ。(注2)

(注2) かつて中国では大学卒業時点で"分配"と呼ばれる就職先の振り分けがなされ、農村行きを命じられた者が都市に戻ることは厳しく制約された。大学生の親たちにとってこの昔の記憶は抜きがたいものがあり、子供の農村行きには大反対するのが常である。

 

 700万~800万人の就業を確保して就職難を解消することが至難の業であることは自明の理だが、高等教育を受けた大学卒業生の失業者が野に満ちれば、社会不安が増大することもまた自明の理である。従い、中国政府としては大学卒業生の就業率を高めねばならず、そのためには2009年のGDP成長率8%以上を確保することが必要なのである。

 2009年大学卒業生の卒業半年後の就業率がどうなっているか、今後の中国経済の動向を見つつ就業率も見極める必要がある。

 

「大学卒業生=エリート」という思い込み

 さて、1930年代の大学卒業生の失業はエリートとして高給待遇を求める理想と現実の乖離によるものであったが、現在の大学卒業生の失業は理想の追求を許さない現実によるものである。

 30年代には大学卒業生は極めて限定されたエリートであったし、49年の中華人民共和国成立以降も大学卒業生は依然としてエリートとして遇された。ところが、99年を起点として大学の入学枠が拡大されたことで大学生は従来のエリートの地位から滑り落ちることとなった。

 しかしながら、親たちは「大学卒業生=エリート」という従来の考え方から抜けきれず、無理をしてでも子供を大学へ入学させて卒業後の将来に過大な期待を抱く。子供たちはこれに応えようと努力するが、就職は思い通りにいかず、就職戦線をさまようこととなる。 「大学卒業生=エリート」という思い込みが払拭されるまで、中国の就職戦線は膠着状態を続けるだろう。 と結んでいる

我々日本人は、日本の大学卒業生数が56万人で、卒業生数だけでも中国の2008年559万人は日本の約10倍であることを肝に銘じて少子高齢化社会を乗り越えて、人口を最低でも維持していくことを真剣に考えなければならないと思う。

 

中国就職事情(1)

世界同時不況は中国に大きな影響を及ぼしてきている。かねてより中国は8%以上の経済成長を 維持しないと失業問題が発生し、失業者が増えてくると社会不安が増してくる。中国は世界の工場として発展した表の顔と格差問題や公金横領の横行など不正社会の裏の顔も持っている。失業問題をきっかけに各種の不満が爆発し、各地で暴動が頻発に起こってくる。その為、中国政府はあらゆる方策を使って8%の成長を達成しようと躍起になっている。しかし、大学生の失業問題は深刻で、早晩大きな問題に発展する可能性が出てきた。

 

中国の大学生の就職事情について、日経ビジネスに掲載された北村豊氏(住友商事総合研究所 中国専任シニアアナリスト)の記事を紹介していきたい。

 

 大学卒業生数は2003年から毎年約60万~80万人のペースで増大している。直近の2007、2008年で見てみると、大学卒業生数は、2007年が495万人、2008年が559万人であったが、それぞれ未就職のまま失業者となった人は、2007年100万人、2008年150万人と言われている。

 

 2009年の大学卒業生は611万人であるから、これに上述した就職浪人を加えると700万~800万人が2009年の就職戦線の参加人数となる。2008年の日本の大学卒業生数は56万人であるから、卒業生数だけでも中国の2008年559万人は日本の約10倍である。

 

 日本の場合は2009年も大学卒業生数はほぼ横ばいの56万人であったと思われるので、中国の2009年611万人は約11倍となる。そこに就職浪人が加わると、その比率はさらに拡大して12.5~14.3倍となるわけで、いかに中国の就職戦線が厳しいかが理解できると思う。

 

大学数が10年間で886校増

 

 こうした大学卒業生の急増、それはひとえに大学数の増大に起因する。1998年に1022校であったものが、2007年には1908校と886校も増えた。これに伴い1998年に341万人であった学生総数は、2007年には1885万となり10年間に1544万人も増大したのである。

 

経済成長著しい中国はその指標であるGDP(国内総生産)が1998~2007年までの10年間で平均9.63%の伸びを示したが、だからと言ってすべての大学卒業生に大学卒業生としての矜持を保つ形で就職させるだけの体力を雇用する側の中国企業が備えているかというと否である。

 

ただでさえも即戦力の人材を求める中国企業は、もともと実務経験のない新卒者の採用を好まない傾向が強かったが、世界金融危機の影響による経済不況はさらにその傾向を強め、中国企業の新規採用予定数は大幅に削減された。

 

こうした前提条件下で愛知県の人口741万人と同規模の700万~800万人が就職先の争奪戦を繰り広げているのが、中国の2009年就職戦線である。

 

国有企業が20万3000人雇用する計画

 

 2008年12月20日に北京航空航天大学で挙行された「日中青少年友好交流年」の閉幕式に参加した国務院総理の温家宝は、その後に同大図書館で開催された学生代表との懇談会で次のように述べた。

 

来年の大学卒業生はおよそ650万人だが、来年の経済成長率の目標を8%として計算すれば、経済成長率1%当たり100万人の就業問題を解決できるから、最大努力すれば900万人の就業問題を解決できる。この900万人には650万人の大学生が含まれているので、我が国政府は大学生の就業を解決すべき課題の先頭に置かねばならない。

 

こうした背景の下、中国政府は大学卒業生の就業率を増大させるべく種々の方策を繰り出している。

 

2009年5月26日、国務院国有資産監督管理委員会は傘下の中央企業(注1)99社が2009年大学卒業生を合計20万3000人雇用する計画であると発表した。この数字は昨年の雇用人数の7.08%増であり、世界金融危機による不況下にあることを考慮すると中国政府の「就業率」引き上げのための配慮ということができる。

 

(注1)中央企業:国有資産監督管理委員会直属の国有企業、その数は2009年5月末時点で138社。

 

心に留めておきたい"30"の言葉

 大前研一『ニュースの視点』2009/7/28特別号に、心に留めておきたい"30"言葉というのがありました。この"30"言葉は、私の59年の人生の節目で体験したこと、全てに当てはまります。改めてこの"30"言葉を思い返して今後の糧にしていきたい。


 1.安楽な日々は過ぎ去る、充実した日々は積み重る

 2.楽を求めるほど苦しくなり、夢に向かうほど楽しくなる
 3.うまくいかないことを楽しめた時、成果は最大となる
 4.決意は伝えなくとも伝わる
 5.罰を与えず、夢を与える
 6.苦境に挑む姿が他人を育てる
 7.明日やるというウソ
 8.歩き出すと道が見えてくる
 9.できない理由はできる理由
 10.批判に感謝した時、批判は消え去る
 11.成長するほど他人の長所が見えてくる
 12.万策尽きた時、あきらめないという名案がある
 13.とことんやると他人と違うものになる
 14.一粒の雨が海になる、一粒の汗が未来になる
 15.何でもとことんやると自分らしくなる
 16.どんな時でも手法は百万通りある
 17.商品に魂が入ると作品になる
 18.大事なものほど身近にある
 19.すべては自分で選んだこと
 20.他人を変える最良の方法は、自分を変えることである
 21.無駄な努力はない、成果は出ずとも成長している
 22.決意とはいかなる困難をも受け入れること
 23.できるかできないかではなく、やるかやらないか
 24.信用とは努力である
 25.限界は自分でしかつくれない
 26.今までより、今から
 27.何をするのかよりも、なぜするのか
 28.謙虚な者ほど大きく見える
 29.大変とは、大きく変わること
 30.本当に自信がある時は腹が立たない

 

皆さんも一つ一つの言葉を自分の体験に当てはめ、体験していないことは経験としてこの言葉を大事に記憶してください。我社の社員に贈ります。

 

32号ブログ写真.jpg

上海出張

月20日から23日の予定で上海協立に行ってきました。昨年の12月に訪問してから約7ヶ月ぶりになります。1990年に上海協立機械部件有限公司を設立してから7ヶ月も訪問しなかったのは今回が初めてです。上海に会社を作った経緯は後日「上海への道」で連続して述べて生きたいと思います。

 

33号ブログ写真①.jpgのサムネール画像上海協立機械部件有限公司の張恵強総経理(社長)と呉敏財務部長を紹介します。 張総経理は日本人以上に「ものつくり」大好き人間で、工程設計・冶具設計・工具設計・NC旋盤やマシンニングセンターの段取り・機械設備の修理等に精通している珍しい上海人です。私との付き合いは22~23年になりますが、中国社会の激しい変化の中を、生き抜いているたくましい人です。

 

33号ブログ写真②.jpgのサムネール画像 呉財務部長は上海協立を設立して半年後に入社した人です。会計士の資格を持ち、 上海協立が輸出型の企業で通関業務を円滑に行う必要性から、通関士の資格を取り、交渉力のある優れた女性です。

 

33号ブログ写真③.jpg月22日、上海は皆既日食が見られる地域の一つでした。お客様の事務所があるビルの一室で打合せをしていたとき、急にあたりが暗くなり、窓から見える景色は真っ暗で高架道路を走る車のヘッドライトが印象的でした。あいにく朝から曇りで小雨がぱらついていたため、皆既日食はテレビで見ました。

 

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