第31回日本国際工作機械見本市開催

2022年11月7日。8日から始まるJIMTOF(日本国際工作機械見本市)の前夜祭が、㈱共和工機殿主催でグランドプリンスホテル新高輪にて開催された。2020年は新型コロナで開催されず、WEBにより運営されたが、盛り上がりに欠けたと云われている。4年ぶりの開催とあって、主催の㈱共和工機殿も1年前から、準備をはじめていたと聞いている。

239号-11.jpgのサムネール画像のサムネール画像当日、講演会として、一般社団法人静岡経済研究所の馬瀬和人理事長の「日本経済の行方~扉(みらいを開くカギとは?~)」の演題で、2年に及ぶコロナ禍とともに、ロシアによるウクライナ侵攻や急激な円安が日本の企業や家計に大きなダメージを及ぼしている。脱炭素化など時代課題への対応は待ったなしの状況にあり、企業経営はまさに「グレートリセット」を迫られている。そうした中で、扉(みらい)を開くためには何が必要か、押さえておくべきキーワードを交えながら解説していただいた。

㈱共和工機殿の「感謝の夕べ」が地下1「飛天」で、メーカー・ユーザーの約650人が参加され華々しく開催した。冒頭、岩崎洋三社長が、日頃の感謝の気持ちを込めて、有意義な時間を過ごされると同時に明日開催のJIMTOF2022において、未来に向け世界を動かす最先端技術と素晴らしい出会いをつなぐ場として、新たな発見をしていただけたら幸いですと力強く挨拶された。

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ユーザー代表として㈱ヌカベの西田慶太郎社長は㈱共和工機殿が常にユーザーの立場に立ち、提案型の営業を心掛けていると感謝の気持ちを述べた。次にメーカー代表としてオークマ㈱の家城淳社長が日本工作機械工業会会長の稲葉善治氏を差し置いての挨拶はご容赦願いたいと前置きし、工作機械業界の現況と商社である㈱共和工機殿をたゆまぬ努力を称賛さ挨拶とした。懇親会が始まった。  

弊社と㈱共和工機殿との付き合いは大隈鉄工所の展示会で、NC旋盤LSNの購入を決めた時から始まった。それから四十数年が経過し、弊社工場の大部分は㈱共和工機殿を通じて工作機械を購入した。私もユーザー代表として舞台に上がり、挨拶したことを鮮明に記憶している。

私は前方中央の円テーブルに席を設けていただいた。このテーブルには岩崎社長、㈱ヌカベの西田社長、マルスン㈱の鈴木社長、㈱富士テクニカ宮津の長谷川社長、㈱木村鋳造所の木村社長、㈱岡本工作機械製作所の石井社長、そしてファナック㈱の稲葉会長の8名が同席した。和やかに情報交換をしながら、近況を交えて話が進んだ。隣のテーブル席にオークマ㈱の家城社長、THKの寺町社長がいた。私と寺町社長が話をする様子を見て、㈱共和工機の岩崎会長が我々の所に来て、私と寺町社長の取り合わせが不思議らしく、その関係性を聞かれたので、前述の話をしたところ、大変興味深く聞いておられた。久しぶりの対面の懇親会で旧知の人ともお会いして、その健在ぶりを喜び合った。㈱共和工機殿とホテル側の万全の感染対策に感謝しながら、締めの挨拶後、早々に部屋に引き上げた。翌日はJIMTOF2022の開幕だ。日頃取引のあるメーカーのブースに行き、情報交換を行った。4年ぶりの開幕で、初日の来場者は例年に比べて大分多いという。オークマ、ツガミ、東京精密と日頃お付き合いのあるブースを訪問した。見本市の成功は間違いないと思った。

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