朝礼訓話

2009年5月度朝礼

   2月のマイナス在庫は、47件1,068個、4月末には9件144個と改善されています。マイナス在庫ゼロを達成して、システムの信頼性を高め、システムで仕事が出来るようにしていきたい。

 年初に予測した景気の底は1~3月でしたが、直近の情報では3ヶ月ずれて6月まで続くものと予測されます。7月頃には在庫調整が終わり、10月には需要と同じくらい作業量が発注されるものと予想されます。その量は2008年上期の50%~60%、2009年の2~4月の2倍と予想しています。中国の景気刺激策で販売が伸びていますが、米国の回復がないと長続きしない。米国は2010年1月頃動きが出てくると予想しています。 売上が期待できない状況ですから、徹底した出銭の抑制を図っていかなければならない。①更なる工具費の削減。最適な切削条件を見つけ、最適な工具を選択すれば削減できる。②切削油の削減。床にこぼれていることは油を捨てているのと同じです。③消耗品の節約。④電気の節約。蛍光灯・コンプレッサー・機械の電源の入れっぱなし。

 10月からの生産回復に向けて我々が出来る改善を進め、生産性を飛躍的に工場させる。その施策として①古い設備を休止して新鋭機に移管して加工する。②組立時間の短縮や直行率の改善。③段取り時間の短縮。④夜間の無人運転が出来るように改善。⑤設備の予防保全。これらの改善をスピードを上げて実行し、やり残しがない様にしましょう。5S・TPM活動で徹底的なムダ取りを行いましょう。そして皆さん個人のスキルを向上させ、仕組み作りを行い、システムで仕事が出来るようにしましょう。

 この変化の激しい時代を生き抜いていくために、過去にとらわれていてはいけません。今の時代を生き抜くために、今なすべきことを実行していくことが肝要です。ダーウィンの進化論に「世の中で生き残っていくのは最も強い者でもなく、最も賢い者でもない。変化に対応できる者だけが生き残ることが出来る」とあります。この言葉を肝に入れ、会社の体質改善を進めましょう。

ご利用にあたって

新しく成人に仲間入りされた4人の方に改めてお祝い申し上げます。成人になりますと権利と同時に社会に対して義務と責任が求められます。頑張ってください。

お客様賀司交歓会の状況を説明します。各社長の年頭の挨拶は大変厳しい経済状況で、在庫調整が終わる4月ごろから回復するが、生産量は半分位の見通しであるとのことでした。
このような状況では入るお金が限られていますから、出るお金を少なくするしか方法がありません。その方法を皆で考え、皆で知恵を集めて実施することが大事なことです。しかし経費削減の考え方だけでは効果は限定的になると思います。

今こそ忙しいときに出来なかった改善を実施し、来るべき回復時に生産性の高い筋肉質の会社に変革しなければなりません。
具体例として、古い設備を停止させても最新の設備をフル稼働にし、生産性を飛躍的に向上させる等のことが考えられます。
品質の問題を起こさない。社内で発生させた不良品の原因を探し出し、対策をたて実施する。社内の不良率を飛躍的に少なくすれば、お客様クレームがなくなり、信頼を勝ち取ることが出来ます。
皆でこの世界同時不況を乗り切って行きましょう。

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新年挨拶

新年明けましておめでとうございます。
昨年は9月のリーマンショックによるアメリカ発の金融危機の影響で世界同時不況の様相を呈してきました。我々もこの影響を受け、2008年の前半は過去最高の受注と生産でしたが、後半は過去に例のない受注の減少と生産の急激な縮小のため、売上高も計画比20%減少が予想される厳しい年となりました。

2009年の予測は、実質国内総生産(GDP)の伸び率で08年度マイナス1.0%に続き09年度はマイナス0.9%となり、10〜11年前に起こった山一證券など大手金融機関の破綻やアジア通貨危機以来の2年連続マイナス成長が予想される厳しい年になるものと思います。回復の条件としては①アメリカの新政権が打ち出す景気対策の効果がいつ出るのか②中国など新興国の安定成長③金融市場の混乱収束が必要条件であると言われています。まさに日本の景気回復は輸出に頼らざるを得ない面があるからです。我々の会社は輸出関連の売上が80%を占めるわけですから、輸出が回復しないと売上の回復は期待出来ないと思います。お客様の急激な在庫調整が1〜3月で一段落し、4月から需要にあった生産量に回復するものと思われますが、その生産量は3・4年前のレベルになる大変厳しい年になると予想されます。

昨年10月に打ち出した重点五項目の対策「①勤務体制の変更②残業時間の規制③在庫・仕掛品の大幅な削減・④刃具工具・消耗品・油の削減⑤作りすぎ・買いすぎ禁止」と生産管理システム改革が基本になりますが、まだ十分な効果が出ていません。

この危機に際して全員がコスト意識を持つことを求めます。昨年暮れに配管のエアー漏れが42箇所発見され既に24箇所が修理され、部品がそろう20日までに全箇所の修理が終わります。10月から経費の削減をお願いしましたが、エアー洩れの発見に3ヵ月もかかってしまいました。その間コンプレッサーが回り続け電気代を垂れ流していました。あまりにもコスト意識が欠如しているといわざるを得ません。これは一つの事例です。このような事例が他にもたくさんあると思います。全員が危機意識とコスト意識を持ち、日々の業務に取り組んでください。そして2009年を生き残り、体質改善が進んだ時に、真の中小企業から中堅企業に生まれ変わった最初の年であるといえる年にしたいと思います。しかし、「経営を変革する」と言っても、短期的な構造改革だけでは十分ではありません。今こそ我々は協立の強みであるスプールに代表される部品の一貫生産の競争力を更に強くしていくことです。これらを武器にしてOEM製品であるポンプやバルブの競争力を強化していくことです。一方弱みは生産管理システムの運用の悪さや不良品の多発から来る生産性が悪さです。我々は、改善点は分かっています。全員が一緒になって改善しましょう。真の中小企業から中堅企業に変革し、挑戦と創造をコンセプトに「他社よりも優れた品質・コスト・納期で適格にお客様に対応し信頼性の高い会社」を目指して頑張りましょう。

しばらく続くと予想されるこの状況を「思っても見なかった不幸な時期」として首を引っ込めて過ぎるのを待つか、それとも「いまこそ企業力再構築のチャンス」と捉えるかで、その企業の将来はまったく違ってくると思われます。

以上で年頭の挨拶といたします。
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