WBC第2ラウンド初戦突破

16日の朝5時に起きてテレビを見ました。日本対キューバの試合は、見事日本の勝利に終わりました。久しぶりにスカッとしました。松坂はレギュラーシーズンよりコントロールが良く、素晴らしいピッチングをしていました。私は後を受けて登板した岩隈に注目し、期待しています。楽天に移籍してから肩の故障で辛いシーズンを送っていました。ゆっくりしたフォームから投げられるボールは打者の手元で予想よりも伸びていく印象を受けます。松坂に勝るとも劣らないピッチャーだと思います。今度は東京ラウンドで1勝1敗の韓国が相手です。

 今回のWBCでは、1次予選と2次予選で「ダブル・エリミネーション方式」という変則的なトーナメント戦が実施され、1度負けても敗者復活戦にまわり、そこで勝ち抜けば予選を通過できるシステムになっています。もし日本と韓国で決勝が行われると、予選から数えて5戦することになります。サッカーファンにとってはおかしな方式と思われるかも知れませんが、私はベースボールをを考える上で妥当であると思っています。甲子園の高校野球で分かるように、一発勝負のトーナメントは80%投手によって勝敗が決まります。そうすると、高校野球の監督はエースに対して無理な登板をさせ、高校生も意気に感じて連投します。その為、過去に何人の優秀な投手が連投による疲労から故障し、野球人生を棒に振っています。近年はその反省から投手に対して制限を設けています。従ってWBCを考える時、真の勝者を決めるにはレギュラーシーズンのように試合をして勝率で競わないと無理です。トーナメント方式では実力とは違う要素が入ってきて、またピッチャーの出来不出来での要素が大きすぎるので、日程を考えると苦肉の方式だと思います。

それよりも大事な事は、長年の夢であった国別対抗で開催されたことです。WBCはメジャーリーグを盛り上げるための前座だとか、ピッチャーの投球数制限とか、サドンデス方式はなじまないとか、いろいろな批評がありますが、私は出来ない理由を並べてやらないより、不完全であっても実行することが大事なことです。そして、回を増す毎に修正していけば良いと思っています。様は続けることです。

 我々の仕事においても、出来ない理由を沢山言うよりも、どうしたら出来るかを考えて1歩1歩実行することが大事だと思っています。出来ない理由を言う人はやりたくない事を正当化しているだけです。従って何もやりません。問題が発生した時に解決出来る方法を考える習慣を身に付けましょう。必ず解決方法は見つかるものです。

第2ラウンドの決勝は韓国です。皆で応援しましょう。

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